虎の門病院レジデント募集について:乳がんセミナー
 
 

前期研修希望の方は、下記の医学教育部のホームページをご参照ください。後期研修医も乳腺内分泌外科単独では募集をしておらず、外科後期レシ゛テ゛ントとして採用され、その後専門を選択していく形になります。具体的には後期レシ゛テ゛ント1年目、2年目は外科各科をローテーションし、3年目、4年目は乳腺内分泌外科を選択すればフィックスが可能になります。このローテーションは外科専門医取得のためにも必要です。当院外科は乳がん手術300例、大腸がん450例、胃がん180例、食道がん60例、肝臓切除100例、呼吸器外科450例とあらゆる外科領域で国内有数の手術件数(年間)があり、充実した外科研修が可能と思われます。(特に呼吸器外科:河野部長、胃食道外科:宇田川部長、大腸外科:黒柳部長はそれぞれの分野で日本を代表する外科医の一人と考えられています)


後期レシ゛テ゛ント終了後の進路はもちろん御本人が自由に選択する話ですが、基本的には大学入局をお勧めしています。大学院での研究生活、可能であれば海外留学を経験されることは皆さんの将来を大きく開いてくれると思います。大学入局に関しては私の個人的なアト゛ハ゛イスにすぎませんが、東京大学胃食道乳腺内分泌外科(瀬戸泰之教授)、京都大学乳腺外科(戸井雅和教授)、埼玉医科大学国際医療センター乳腺腫瘍科(佐伯俊昭教授)などをお勧めしています。


東京大学は東京都内を中心に多数の有力関連病院(がん研有明病院、NTT関東病院、虎の門病院、国立国際医療センター、日赤医療センター、JR東京総合病院など)を持ち、将来東京近郊で臨床医として歩む方ことを希望される方には最適と思います。将来の希望分野や地域の応じて、京都大学、埼玉医科大学、大阪大学、九州大学などをお勧めしています。 レシ゛テ゛ント諸君の将来は様々ですが虎の門病院での前期レジデントプログラム(2年)、後期レシ゛テ゛ントフ゜ロク゛ラム(3ー4年間)は手術を中心とした外科修練の期間と考えています。この期間の間に外科専門医、乳腺専門医に必要な経験を積み、大学院での研究につなげていただければと思います。


                                        虎の門病院医学教育部:

 

乳腺専門医育成のためのカリキュラム(後期レジデント)

<カリキュラム各年度の目標>
1年目

1)乳腺疾患症例の受持ちを担当。臨床および画像診断から、治療方針の決定を提示できる .2)手術では指導医の指導の元、術者としての経験をつむ .3)病理診断を理解でき、術後の治療方針(薬物療法・放射線療法など)を決定できる 4)EBMおよび患者要望に応じたICを提供できる .5)外来では、受持ち患者の術後経過観察、薬物療法の担当医として、マネージメントできる .6)症例報告を中心に学術集会での発表を行うと同時に論文を仕上げる

2年目 1)手術では指導医の指導の元、術者としての経験をつむと同時に後輩の指導を経験する 2)外来では、初診患者の診療に責任を持って従事する。3)画像ガイド下インターベンション診断も経験する 4)再発症例の治療を担当し、長期の治療プランを立てることができる。5)各患者の社会的背景に合わせた、緩和・終末期医療の実践を、チームの一員としてその役割を担う。 6)チーム医療を理解し、その中心的役割を担う 7)臨床テーマを中心に学術集会での発表を行うと同時に論文を仕上げる。
3年目 1)乳癌症例の診断、治療、経過観察の一連に、責任を持って担当できる。2)後輩に指導的立場として、各診療の場面で、アドバイスができる 3)常に、トラブル対策が事前に準備できた状況で診療にあたり、トラブル回避の術を習得している 4)マンモグラフィ読影の資格を取得する(精中委のA判定) 5)エコー検査で責任を持って診断を行う 6)良性疾患の理解とそのマネージメントができる 7)臨床試験・治験の患者を担当し、CRFの記載や、それにまつわる法規的事項の理解も深める 8)社会的役割(検診への協力、市民への啓発など)を担うことができる
4年目 1)乳癌症例の統括的マネージメントができ、乳腺カンファレンスで総合司会を行う 2)研修医の指導・監督ができる 3)基本的な病理診断ができる(組織型、異型度などの評価) 4)臨床テーマを中心に学術活動(発表と論文)。学会では討論に参加し、自らの意見をのべることができる 5)各種研究会・学会活動に積極的に参加し、常に医学の進歩にあわせた自己研鑽を行う術を習得する 6)セカンドオピニオンに適切な説明ができる 7)稀な疾患(肉腫・リンパ腫など)や特殊な良性疾患の治療(乳輪下膿瘍・産褥乳腺炎など)の診断、治療計画が立てられる.
5年目 1)診断・治療において、リーダーとしての任務を遂行する 2)乳腺グループの各職種(チーム医療)との折衝やマネージメントができる 3)病院経営にも理解を深め、医療経済的側面から、乳腺臨床の抱える問題点を解決できる 4)自主研究(臨床試験)を計画し、遂行できる。 5)検診業務への参画(読影医・住民啓発・行政や医師会との折衝・システム精度管理など) 6)治験分担医師としての経験を積む 7)学術活動(発表と論文)を行うとともに、後輩の指導・育成ができる。 8)国際学会への参加を通し、世界的視野からわが国の情勢を理解できる。 9)社会的活動(住民啓発・病診連携・地域学術講演会など)を企画できる。

なおこのカリキュラム作成には乳癌領域で日本をリードする国立病院機構大阪医療センター乳腺外科のカリキュラムを参考にさせていただきました


    

<開業初日の虎ノ門ヒルズ:スタッフの皆さんと>

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